2011年12月07日

不登校と医療

昨年度全国ネットで行った不登校と医療の講演会の記録冊子が反響を呼んでいます。
全国各地11か所で行ったもので、講師の方も精神科医の方、小児科医の方、カ
ウンセラーの方、スクールソーシャルワーカーの方、当事者の方などバラエティ
に富んでいます。読んでみたい方は事務局までお問い合わせください。

先日もこの冊子が一つのきっかけとなり、精神科の早期介入に関して問題を提言
をされている方とお会いする機会がありました。
その時の話では、国は国策として精神病を5大疾患の一つとし、早期発見と早期
治療に向けて動いている、その一つとして世田谷区をモデルケースとしてすすめ
ているということでした。不登校対策も国は早期発見早期対応という動きになっ
ていて、動きが似ていると感じます。
ちょうどその日のテレビで精神疾患に対しての早期介入のための議連が立ち上
がったというニュースがやっていました。

全国ネットとしては医療自体を否定してはなく、児童精神科の方やカウンセラー
の方などとも協力関係を築きながら、行っています。
しかし、親の会の中では必要のない過剰医療を受けていると思うケースにも会い
ます。

また、社会全体が病院へ病院へという動きになっていると個人的に感じていま
す。最近のTVコマーシャルを見ていると、鬱をはじめ、胃もたれ(逆流性食道
炎)、薄毛でも病院へ相談をと謳われており、病院へ行く流れになっているので
はと思います。


「専門家」といわれる人たちはそれなりにそのことを学んでいる方々だとは思う
のですが、やはり生活の一部分(病気の部分)をみて判断することが多と思いま
す。24時間その人が生きた年月を全部をしっているというわけではない。その
意味では専門家は自分の人生をよりよく生きるために「利用」(あまりいい言葉
ではないかもしれませんが)するもであり、また、専門家と対等に付き合うため
には利用する私たちの姿勢も問われていると言えるのかもしれません。



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NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
               事務局 野村芳美

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 TEL/FAX 03−3906−5614
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posted by 事務局 at 21:38| 日記